経営計画書
仕事を選ぶとは、自分で船を選んで人生という大海原を進んでいくこと。
船を選ぶときに、給料や福利厚生という視点で選んでいる人が多いが、それはお客様の視点で船を選ぶこと。
仕事という船に乗るということは、お客様として乗るのではなく、乗組員として乗ること。
乗組員として船に乗るときに大切なのは「乗り心地」ではなく、「どこに向かう船なのか」ということ。
しかし職員を採用するときに、「どこに向かうのか」を語らずに、「給料」や「福利厚生」ばかりを強調するところが多い。
それでは職員は「乗組員」ではなく、「お客様」にしかならない。
船が嵐に会ったとき、「乗組員」意識の職員はなんとかして嵐を乗り切ろうとする。
しかし「お客様」意識の職員は文句を言う。
私たちの船には本当のお客様が乗っている。
「お客様」意識の職員は本当のお客様の存在を忘れている。
自分がお客様として船に乗るときに、「お客様」意識の乗組員の船には乗りたくない。
でも職員がそうなってしまうのは職員のせいではない。
「どこに向かう船なのか」を語らないトップが悪い。
でも自分が語らずに、「意識がない」職員を非難だけしているトップが多い。
それでは組織は良くならない。
合掌苑では毎年経営計画書を職員に配布し、経営計画発表会(年1回)、経営計画勉強会(年2回)で「どこに向かうのか」を周知しています。
この経営計画書が欲しいというご要望をよくいただきますが、作成数に限りがあり、経営計画発表会に参加していただいている事業者にだけお渡ししています。
それでも参考にさせて欲しいというご要望が多いので、下記に公開いたします。
【2017年度版経営計画書(公開版)】
https://drive.google.com/file/d/0B4-yPAJ0C_XkRkdCVmF4OVF5aFk/view?usp=sharing
経営会議
10月の経営会議、本日は金森事業部と輝の杜事業部の合同会議。
今年度から日曜日にも経営会議をやるようになった。
上期の振り返りとともに、下期の始まりとなる10月。
また下期は次年度のマスタープランにつながっていく大事な時期である。
8月の確定実績は法人の時間当り2806.7円で対予定比92.5%、対MP比90.1%となり目標達成が厳しい状況となっている。
8月の賃率が2461円であるので、時間当り利益率は12.4%となっている。
9月の概算実績は2990.5円で対予定比98.1%、対MP比95.5%で8月より向上している。
10月の予定は2977.2円で対MP比102.4%となっている。
細かい数字については下記の書類を参照してください。
【8月確定実績】
https://drive.google.com/file/d/0B4-yPAJ0C_XkOFF3Q0VRWFBiQWZGU0puZ2NhN1ZHQUJvdmww/view?usp=sharing
【9月概算実績】
https://drive.google.com/file/d/0B4-yPAJ0C_XkVHMwQ01hdk9WQk1UZDB0QTdlSHJtOEZmeVdz/view?usp=sharing
【10月予定】
https://drive.google.com/file/d/0B4-yPAJ0C_Xkc3B4Qjc4QlNjQlc0eDV2VHFPNXJKdFo2Q0VJ/view?usp=sharing
対話と合意
7年ぶりにネッツトヨタ南国の方の話を聞いた。
7年前、たまたまテレビでネッツトヨタ南国の特集があり、何気なく見ていたのがきっかけ。
横田さんが「これが経営の全てです」と従業員満足度調査を見せられて、面白いこという人だなぁと思った。
それからしばらくして届いた研修案内のメールに「ネッツトヨタ南国」の文字があり、7月の高知で旨い鰹でも食べるかと気楽に申し込んだ。
そこで見たネッツトヨタ南国の姿は本当に驚愕。
「ナンジャコリャ」と思った。
横田さん、大原さんの二人の話を聞き、「日本経営品質賞」の事を知る。
帰るとすぐに経営品質協議会に電話をかけ、「入会します!」
こうして経営品質への取り組みが始まってから、はや7年。
またネッツトヨタ南国の小松さん、長山さんの話を聞き、初心に帰った気がした。
忘れていたわけではないけど、意識から薄れていた気がする、「対話と合意」
経営品質への取り組みが始まった当初はよく言っていたが、あの頃は言っていただけ。
でもアメーバ経営が始まり「全員参加経営」への動きが出てきてから、意識はしていなかったが合掌苑内部に「対話と合意」ができ始めてきているように思う。
だから今こそ「対話と合意」を再度強調するとき。
機が熟すとはこんなときのことなのかもしれない。
未来食堂体験研修
前回鬼丸さんから機会をいただいた未来食堂。
合掌苑の職員15名と再び訪問です。
やはりなんか居心地のいい空間。
お酒も進みます。
調理職員2名がまかないさんの体験をしてきました。
まかない券を貼らしてもらい、人の役に立つということを実感。
せかいさんワールドを体感してきました。
最後に皆で掃除をして記念撮影。
考えてみれば私たちはお客さんなのに、せかいさんの指示だと気持ちよく動けます。
こういう研修機会は大切ですね。
またやろうっと。
ベトナムに来ました 4
初めてのフエの朝
ホーチミンの雑踏と違ってとても静かな街。ベトナムの古都で京都というよりも奈良か。
今日はフエの送り出し機関と打ち合わせ。
フエ周辺で大学を卒業する人が5万人いて、うち就職できるのが半分。就職できない半分の人は技能実習で海外へ行くか、留学で海外に行くとのこと。
やはり大都会として発展しているホーチミンやハノイに比べ、中部はまだまだ職が足りないようだ。
送り出し機関との打ち合わせのあと、フエ医科薬科大学とフエ医療短期大学を訪問。
こちらでは先行して社会福祉法人青森社会福祉振興団が介護人材教育と日本語教育を行っている。こういう地道な活動が信頼を作るのだろう。
やはり2015年の肩透かしが大きく影響しているのを感じる。「期待」はあるが「信頼」できない。これがベトナムから見た日本の現実。
これを「信頼」にどう変えていくかはこれからの私たちの動きにかかっている。
ベトナムに来て本当に思うことは、日本と日本人は相変わらず内向きであるということ。自分たちの都合しか考えていないようにみえる。
「信頼関係」をどう作っていくか、これからの大きな課題である。
そうしないと日本は見捨てられてしまう。
ベトナムに来ました 3
ホーチミンでの視察を終え、市内観光のあと中部のフエに移動。
統一会堂
サイゴン大教会は改修中で外から眺めるだけ
サイゴン中央郵便局
今日のホーチミンは本当に暑く、汗だくなので中央郵便局で扇子を購入しました。お値段50000ドン(250円)。
前回の視察の時にまさかの6時間遅れで痛い目にあった国内線移動であるが、今回は1時間程度の遅れで無事搭乗。
ベトナムの古都フエに無事到着しました。
2年ぶりのホーチミンは以前よりさらに発展したことを実感した。
ホーチミンの発展により南部では人が集まりづらくなっているという話を聞いた。
また北部はブローカーが暗躍し、怪しいところがますます多くなっているとのこと。
それで今は中部に人気があるらしい。前回の視察ではホーチミンとハノイだけしか訪問できなかったが、今回はフエの送り出し機関を訪問するので大変に楽しみにしている。
空港で早速送り出し機関の社長さんが出迎えてくれた。
ホテルにチェックイン後、歓迎の夕食会。
フエは日本で言えば京都のように王朝があった古都。ならば夕食は王宮料理。
最後は王様気分で記念写真