経営計画書
仕事を選ぶとは、自分で船を選んで人生という大海原を進んでいくこと。
船を選ぶときに、給料や福利厚生という視点で選んでいる人が多いが、それはお客様の視点で船を選ぶこと。
仕事という船に乗るということは、お客様として乗るのではなく、乗組員として乗ること。
乗組員として船に乗るときに大切なのは「乗り心地」ではなく、「どこに向かう船なのか」ということ。
しかし職員を採用するときに、「どこに向かうのか」を語らずに、「給料」や「福利厚生」ばかりを強調するところが多い。
それでは職員は「乗組員」ではなく、「お客様」にしかならない。
船が嵐に会ったとき、「乗組員」意識の職員はなんとかして嵐を乗り切ろうとする。
しかし「お客様」意識の職員は文句を言う。
私たちの船には本当のお客様が乗っている。
「お客様」意識の職員は本当のお客様の存在を忘れている。
自分がお客様として船に乗るときに、「お客様」意識の乗組員の船には乗りたくない。
でも職員がそうなってしまうのは職員のせいではない。
「どこに向かう船なのか」を語らないトップが悪い。
でも自分が語らずに、「意識がない」職員を非難だけしているトップが多い。
それでは組織は良くならない。
合掌苑では毎年経営計画書を職員に配布し、経営計画発表会(年1回)、経営計画勉強会(年2回)で「どこに向かうのか」を周知しています。
この経営計画書が欲しいというご要望をよくいただきますが、作成数に限りがあり、経営計画発表会に参加していただいている事業者にだけお渡ししています。
それでも参考にさせて欲しいというご要望が多いので、下記に公開いたします。
【2017年度版経営計画書(公開版)】
https://drive.google.com/file/d/0B4-yPAJ0C_XkRkdCVmF4OVF5aFk/view?usp=sharing