合掌苑の経営品質日記

社会福祉法人の経営品質向上に取り組み、「関わるすべての人を幸せにする」を実現します。

ベトナムにきました 2

ベトナム2日目。

ホーチミンの送り出し機関の視察。

かなり話が進んでいるところもあるようだが、私たちの組合はまだ動き出したばかり。

2年前の2015年6月に視察に来た時はベトナムはすごく盛り上がっていた。

何十人もの介護の技能実習候補生というのを見せられ、すぐにでも日本に行けますよ!という感じだった。

でも結局2年前は肩透かし。

送り出し機関による姿勢の差もあると思うが、「今度は本当に受け入れるの?」というベトナム側の疑心暗鬼は2年前の肩透かしが原因。

特に介護職種はN3要件などハードルが高く設定されており、その他にもまだ決まっていない事が多い。

慎重にベトナム側も事を進めているという印象であった。

私たちも慎重に事を進めよう。

日本もベトナムもどちらも幸せになるように。

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キラキラと輝く目をした学生さんに久しぶりに会った。

日本に行く!ということに大きな希望を持っていることがすぐに分かる。

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この人達の期待を裏切らない介護業界での受け入れを実現していこうと強く思った。

送り出し機関の話によると、職種により人気に変化が出ているとのこと。

建築は今は人気がない。

今の人気職種は惣菜作成だという。

惣菜が人気の理由

 1 365日仕事があること

 2 残業も多いこと

建築に人気がない理由

 1 ヘルメットの上から小突かれたりすること

 2 雨が降ると休みになること

職種が追加された当初は物珍しさもあり人は集まるという。

しかしSNSの普及で2〜3年くらいすると先輩に「どうですか?」と聞く。

そのときに先輩がどう答えるか、これが次に来る人を決定するという。

ベトナム人が働く時に重視すること。

 1 働きやすさ

 2 お金

 3 働きがい

これが口コミで広がっていく。

日本人と同じだね。

日本人に選ばれない職種・施設は外国人からも選ばれないということ。